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賃金未払い容疑 石材会社を告発 元従業員らの労組=茨城

2012/10/24

 笠間市の石材会社「中野組石材工業」の元従業員でつくる労働組合が17日、賃金計2055万円が未払いだとして、同社と社長ら2人を労働基準法違反容疑で水戸労基署に告発した。
 組合側が同日、県庁で記者会見した。告発状などによると、同社は従業員22人に、2010年4~12月分の賃金計2055万6606円を支払わなかったとされる。1人平均約93万4000円で、平均給与の約3・5か月分にあたるという。11年1月に同社が従業員を解雇し、新会社が事業と雇用を引き継いだが、新会社も未払い賃金の支払いに応じていない、としている。
 この日は、7月に新会社を解雇された男性(53)が、解雇無効と賃金の支払いを求める労働審判を水戸地裁に申し立てた。
 中野組石材工業は明治時代の創業。笠間市で稲田石の採掘・加工販売を行い、最高裁判所や県庁舎などの施工実績がある。帝国データバンク水戸支店によると、売上高は約14億円に達する時期もあったが、09年3月期は6億4808万円に落ち込んでいた。
[読売新聞社 2012年8月18日(土)]